ブラジル情報3  ジェスチャーについて

こんにちは 今回は、ジェスチャーについての話でうんざり1.jpgす。
日本人はあまり話をする時、身振り手振りを使いませんが、ブラジルの人たちはよく使います。右の写真、どんな意味だかわかりますか?日本だと「アイーン」に見えるかもしれませんが、「もうたくさん」とか「うんざり」とかいう時に使います。もう食べ物が喉のところまで来ているという意味です。

挙手.jpg 次は、左側の写真です。授業で発言するときは、指を1本立てて手を上げます。答えに自信があるときは、人差し指がピーンとなります。

また日本人が誤解するジェスチャーとして、「じゃんけんのグー」の形から小指だけを立てるのは、「痩せている人」を意味します。日本だと「彼女」等の女性を意味するのでビックしますよね。また、「料理がおいしい時」時や「素敵な女性がいる」と耳たぶを親指と人差し指でつまんで「ウーム」と言います。日本だと「あちち」と指を冷やすしぐさと同じです。

その他にも「OK」の時は親指を立てたり、「NG」や「うまくいかない」時は逆に親指を下に向けます。日本でも通じるジェスチャーです。しかし、日本でよくやる「OK」を表す親指と人差し指で丸を作る形は「お尻の穴」を意味しますので、お気をつけ下さい。

ブラジル情報2  カーニバルの季節

 こんにちは 今年もカーニバルの季節がカーニバル.png近づいてきました。
カーニバルの語源を調べてみると「肉よ、さらば」を意味するラテン語の「carne vale」に由来しているという説や農耕祭で「船を仮装した山車」を意味する「carrus navalis」(車・船の意)に由来とする説もあります。
その起源は古代ギリシャの豊穣の神、ディオニュソス春の祭典であったのが、ローマ人によって自由奔放なサトゥルナリア祭(農耕神祭)へと形を変えていったものだと考えられています。
今では、カーニバルは世界中のカトリックの国で行われ、ベルギーのバンシュ 、アメリカのニューオーリンズ 、ブラジルのサルバドール 、イタリアのヴェネツィア、カナダのケベック、フランスのニース 、スイスのバーゼル、イギリスのノッティング・ヒル などが世界的に有名ですが、そのなかでもブラジルのリオ・デジャネイロのカーニバルは600万人もの人出がある世界最大級の規模をほこり、最も熱狂的といわれています。やはり、南国の陽気な人柄と目を引く衣装が特徴的ですよね。
そんな2010年の大イベント、リオのカーニバルは2月13日〜16日に開催されます。

ブラジル情報1  国旗について

 旗についてのこぼれ話です。旧国旗.png
この旗をご覧になったことがありますか?
「緑色に黄色に星」 
アメリカ合衆国の国旗?の色違い? 
これは、昔のブラジルの国旗だったんです。
1889年11月15日に、ブラジル帝国がクーデターにより崩壊し共和政が成立した際、新国旗をルイ・バルボーザがアメリカ合衆国の国旗を基に考えたのがこの旗。しかしあまりにもアメリカの国旗に酷似していたために、反対され4日間(11月15日〜18日)の短命で終わってしまいました。現在もリオデジャネイロの博物館に現物が保管されているそうです。
そして、現在の国旗の原型が制定された11月19日は国旗の日に制定させています。

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