これらの教材は、音読・筆写用のテキストとしてポルトガル語脳( 回路 )を作る為に
大いに活用して頂きたいと思います。
ポルトガル語の文章を声に出して読むこと、ノートに文章を書き写すことを 実際に 体験
するとわかりますが、想像以上に ことばが身について忘れにくいものです。
それは、私達が自転車に乗れるようになったように、潜在意識が記憶するからです。
弊社では、別の部門の事業としてインドで技術者向けの日本語教育を行っております。
ある程度日常会話ができるようになったインド人技術者を日本に連れて来ていたのですが、
日本に来ても会話力はある程度までは伸びるものの、どの技術者も流暢の域に達することが
できませんでした。
ある時、彼らに小学校低学年用の物語を暗証してスピーチするように課題を出したところ、
簡単と思われていた物語の一行すら理解することが困難であることがわかったのです。
なぜなら、それらの物語で使われる表現は、外国人が学ぶ日本語の教科書にない表現
ばかりだったからです。
こどもたちが読むポルトガル語の童話やポエムこそが、実際に使われる日常の
ポルトガル語会話表現や言い回しの 宝庫ではなかろうか? というところに着眼しました。
こども向けのポルトガル語の童話やポエムにある 表現を理解し習得することが日常会話を
流暢の域に持って行く近道と考えています。
下のタイトルをクリック: