ブラジルのバンクーバーオリンピック情報U

ブラジルからバンクーバーオリンピックへ最後に登場したMaya Harrisson(マヤ・ハリソン)選手についてです。mayaさん.jpg

1992年3月3日生まれの17歳。ひな祭りうまれの女性です。
身長は161cmと外国人選手の中では小柄な体格です。

2010年2月4日に行われたFIS Junior World Ski Championships の滑降では50位、5日の大回転では76位に入っています。

25日に行われたオリンピックの大回転では、残念ながら1本目途中棄権という結果となりました。

26日に行われた回転では、滑走順は日本では縁起のいい77番目。雪が吹雪いたり、少しやんだりを繰り返す荒れた天候の中の86人出場しましたが31人が途中棄権や失格となる波乱のレースでした。
 1本目1分1秒18の64位、トップとの差10秒43でしたが、2本目は1分0秒49の47位でトップとの差も8秒57とタイムを伸ばした結果48位に入りました。
2本目は視界も妨げれるくらいの雪の降る中の滑走でしたが、果敢に攻めるばらしい走りを見せてくれました。
本当に4年のオリンピックが楽しみな選手の一人です。是非これからも温かく見守ってあげましょう。

 

 

ブラジルのバンクーバーオリンピック情報

こんにちは 今日は南国ブラジルから冬のバンクーバーオリンピックに参加をしている選手たちについてのお話です。  ブラジル選手団.jpg

ブラジルは、1994年のリレハンメルから冬季オリンピックに参加し、今回はアルペンスキー、クロスカントリー、スノーボードの3カテゴリーにエントリーしています。
クロスカントリーのブラジル代表は、Leandro Ribela(レアンドロ・リベーラ)選手とJaqueline Mourão(ジャケリーネ・モウラォン)選手。ジャケリーネ選手は、女子ではブラジルで初めて、夏季と冬季の両オリンピックに出場しました。10kmフリーに出場し、結果は78人中67位とイギリスの選手を抑える健闘を見せてくれました。
レアンドロ選手は、前回のオリンピックについで2回目の出場。男子15kmフリーに出場し、結果は95人中90位でしたが、前回のオリンピックにも出場していたエチオピア代表のRobel Zemichael Teklemariam 選手(93位)がゴールをした時、抱き合いお互いを讃えあっていました。 前回のトリノの大会で雪の無い国同士、絆が生まれたそうです。

そして、今回騎手を務め(写真参照)スノーボードに出場したIsabel Clark(イザベル・クラーク)選手は、2006年のトリノ五輪でSBX(Snowboad Cross)で9位に食い込む健闘を見せましたが、今回は残念ながら予選敗退となりました。

アルペンスキーの出場は、Jhonathan Longhi(ジョナサン・ロンギ)選手とMaya Harrisson(マヤ・ハリソン)選手。ジョナサン選手は、大回転に出場し、22人もが失格や棄権する中2本目まで完走した81人中50番台に入る健闘を見せてくれました。(1本目の出場選手は103人でした。)
25日に行われる女子の大回転に出場するマヤはジャイアント・スラロームにおいて南米2位の実力者です。 彼女はまだ学生で、スイスのクラブチームに所属し練習を積んでいます。60番目の滑走予定で、そして最後のブラジル選手となります。日本からも応援しましょう。

リオのカーニバル 踊る掃除人

こんにちは とても素敵な記事を見つけたので紹介しまう。
主役は、リオのカーニバルで掃除を担当している「ヘナトさんの話」です。

踊る掃除人.jpg南米ブラジル・リオデジャネイロの華やかなカーニバルで、有名なサンバチームを上回る喝采を観客たちから得ている「踊る清掃人」がいる。カーニバル専用会場で、ほうきを手に掃除をしながらサンバのステップを踏んでいるうちに注目を集め、コマーシャルなどに引っ張りだこになった。

 ヘナト・ルイス・ロウレンソさん(45)。リオデジャネイロ市清掃局のオレンジ色の制服がトレードマークだ。いつもにこにこしているので、「笑顔(ソリーゾ)」というニックネームがついた。

 カーニバルでは、各チーム80分の持ち時間があるが、紙吹雪など大量のゴミが出るため、次のチームが入場するまでの短時間で掃除しなければならない。1997年から清掃人として働き始めたヘナトさんは、カーニバル会場で掃除をしながら踊り出した。

 貧しくても働き者で笑顔を絶やさずサンバが大好き、というヘナトさんの姿が、リオっ子のイメージにぴったりで、ビールのコマーシャルや、2016年のリオ五輪招致のビデオにも登場した。

 「掃除もサンバも大好きだから、ほうきを持って踊り始めたら、みんなから拍手をもらったんだ」とヘナトさん。

 父はペンキ屋、母は洗濯業の家庭に生まれた。「掃除は生きがいだよ。この仕事のお陰で色々なチャンスがやってきた」。ふだんは路上の掃除をしつつ、大学にも3年前から通い、観光学を勉強しているという。講演依頼や取材なども多いが、「掃除の仕事を辞めるつもりはない」。電話会社で働く妻がいて、3人の子どもの父でもある。

 今年は、カーニバル見物のためリオを訪れている米国人歌手マドンナさんが運営する孤児救済の団体の宣伝用画像のため、一緒にカメラに収まったという。「マドンナに、ミニサイズのほうきをあげたら喜んでいた」と、さらに大きな笑顔をみせていた。

asahi.com様の情報を紹介させて頂きました。
http://www.asahi.com/international/update/0216/TKY201002160009.html

ブラジルで洪水

ブラジル州名.png 南米チリで洪水が起こり、観光地として人気の高いマチュピチュで多くの住民と観光客が孤立しているとの報道あったのと時期を同じくして、ブラジルでも昨年の暮れから大雨に見舞われてます。ブラジル南部のリオデジャネイロ州(地図18番)では、土砂崩れで61人が死亡。お隣のサンパウロ州(地図24番)でも州内を流れるチエテ(Tiete)川とピニェイロス(Pinheiros)川の堤防が切れ、広い地区で腰まで水に浸かる冠水状態に陥りました。
2009年5月は、ブラジル北部のマラニョン州(地図9番)でも2か月にわたる雨の為、40人が死亡、30万人が家を失い、2008年11月は、南部サンタカタリナ(地図23番)でも、2か月にわたる豪雨に見舞われ死者109人を出しています。
3年連続の大雨は、ただの異常現象なのでしょうか。同じ地球号に乗り合わせている一人として、地球を大切にしていこうと思うニュースです。

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